感染情報(9月)
ライノウイルス感染症
主に春と秋にはやる鼻かぜなどを
おこすウイルスでかぜウイルスの約40%を
占めるといわれています。
原因
感染した人のくしゃみなどによる、
ライノウイルスの感染です。
症状
鼻の違和感、鼻づまり、水鼻が主な症状です。
のどの痛み、せき、微熱がみられることもあります。
たいていは1週間くらいでなおりますが、
ぜんそくの原因になったり、ぜんそく発作をおこすこともあります。
アレルギー性鼻炎(花粉症など)と区別がつきにくいですが、
その場合は症状が長く、本人やご家族に
アレルギーの病気(アトピー性皮膚炎、気管支喘息など)があることが多いです。
治療
ライノウイルスを含め、かぜウイルスに根本的な治療薬はありませんが、
早めに受診して症状に合わせた
お薬を飲む、鼻吸引などのお鼻の処置をするなど、改善や悪化の防止に努めましょう。
医療法人KLC キッズランドクリニック