子どものトピックス TOPICS

髄膜炎菌(ずいまくえんきん)って知っていますか?

髄膜炎菌(ずいまくえんきん)って知ってますか?

この細菌(さいきん)により起こる侵襲性(しんしゅうせい)髄膜炎菌感染症(IMD)という病気があり、その一つに髄膜炎があります。脳をつつむ髄膜に感染する、大変こわい病気です。このたびこの菌に対するワクチンが開発されました。世界では年間50万~120万人がIMDにかかり、5万~13.5万人が亡くなっていると言われています。髄膜炎は日本では乳幼児(0~4歳)と15~24歳に多く、特に15~30歳で死亡者の半分を占めています。IMDは治療しても5~10%が死亡し、回復しても約1~2割に重い後遺症(こういしょう)が残ると言われています。

すすめられている接種年齢:2歳以上で特に10代などの思春期の方に勧められています
接種回数:1回
接種方法:筋肉内接種
価格  :23,000円
※髄膜炎菌は13種類以上ありますが、予防の対象は4種類で、日本で多い2種類の内1種類が含まれています