子どものトピックス TOPICS

小児科

お子さまの症状でお困りの場合は
ご相談ください

お子さまの症状として、発熱・おねしょ・肌荒れなどの分かりやすい症状もあれば、夜泣き・授乳・言葉の発達など「こんなことで受診してもいいのかな」と判断に迷われるような症状もあると思います。
お子さまは自分の意志で症状を伝えることができませんので、保護者の方がしっかりと様子を観察して、不安なことや気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

TROUBLE 相談の多い内容

  • お熱
  • せき、鼻水、鼻づまり
  • 湿疹
  • げり
  • おうと
  • おねしょと夜尿症
  • 熱中症
  • 熱性けいれん

各症状の一般的対処法

様子が変だと感じたら
慌てずに適切な対処をしましょう

下記の内容をご参考にしてください。
(※ただし実際に診察を行ったわけではございませんので、あくまで参考としてください。また作成時点での医療情報を元にしており、常に最新の対処法を提供するものではございません。なにとぞご了承くださいますようお願い申し上げます。)

お熱について

下記の内容に当てはまらなければひとまず安心です!おうとやげりがなければ好きな飲み物で結構ですので、水分を取らせおとなしくさせて、お熱が上がりきり汗が出たらすずしくしてあげましょう。おふろはひかえ体をふくか、せいぜいぬるめで短めの入浴にし、翌日早めにかかりつけ医を受診しましょう!

Q

何度くらいですか?ぐったりしてますか?

A

40度以上、またはかなりしんどそうであれば、重い病気のこともありますので救急外来を受診した方がよいでしょう。

Q

お子さまは生後3,4ヵ月以下ですか?

A

その場合は、細菌性の髄膜炎(ずいまくえん)などかもしれません。ミルクの飲みが悪い時などは受診した方がよいでしょう。

おうとについて

下記の内容に当てはまらなければひとまず安心です!水分(できればOS-1など塩分の入ったもの)を、スプーンでゆっくり、こまめに飲ませてなるべくおしっこが減らないようにし、翌日早めにかかりつけ医を受診しましょう!

Q

おなかを痛がってますか?赤ちゃんならひどく泣いてますか?

A

非常に重要なポイントです。痛みがひどければ急性虫垂炎(きゅせいちゅうすいえん:いわゆる盲腸)、赤ちゃんなら腸重積(ちょうじゅうせき)かもしれません。救急外来を受診されることをおすすめします。

Q

お熱はありますか?

A

お熱があってさらに頭痛もあると、髄膜炎(ずいまくえん)かもしれません。しんどそうなら受診した方がよいでしょう。

Q

何回はきましたか?

A

多いと脱水に注意が必要です。おしっこが出なくなり、ぐったりしているようなら受診してください。

げりについて

下記の内容に当てはまらなければひとまず安心です!水分(できればOS-1など塩分の入ったもの)を小まめに与え、おしりを洗い流し清潔にして翌日かかりつけ医を受診しましょう。

Q

どんなうんちですか?

A

赤ちゃんが赤くねばっこいうんちをして、おなかが痛そうにひどく泣いたりはいたりしたら、腸重積(ちょうじゅうせき)かもしれません。その場合は救急外来を受診してください。

Q

何回げりしましたか?

A

多いと脱水に注意が必要です。おしっこが出なくなり、ぐったりしているようなら受診してください。

ぜんそく発作について

下記の内容に当てはまらなければひとまず安心です!横になってすやすや寝ているようなら、翌日早めにかかりつけ医を受診しましょう。

Q

発作の程度はどうですか?

A

せきやゼーゼーがひどく、ろっ骨のあたりがペコペコへこんだり、ひどくしんどそう、上半身を起こさないとしんどい、顔色が悪い時などは救急外来を受診してください。

けいれんについて

まずおちついて!一番びっくりする症状ですが、お熱の出はじめの場合、すぐおさまる熱性けいれんのことが多いです。なんとか落ち着いてください!

Q

どんなけいれんですか?

A

止まったなら何分続きましたか?意識は?お熱はありますか?目はどちらを向いていましたか?手足の動きは左右対称でしたか?

Q

その後の対応について

A

10分以上止まらなかったり、何度もくり返すなら救急車を呼んだ方がよいでしょう。止まっても意識がはっきりしない時などは、救急外来を受診してください。