感染情報(3月)
ライノウイルス感染症
主に春と秋にはやる鼻かぜなどをおこすウイルスで、かぜウイルスの約40%を占めるといわれています。
原因
感染した人のくしゃみなどによる、ライノウイルスの感染です。
症状
鼻の違和感、鼻づまり、水鼻が主な症状です。のどの痛み、せき、微熱がみられることもあります。
たいていは1週間くらいでなおりますが、ぜんそくの原因になったり、ぜんそく発作をおこすこともあります。
アレルギー性鼻炎(花粉症など)と区別がつきにくいですが、その場合は症状が長く、本人やご家族にアレルギーの病気(アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎など)があることが多いです。
治療
ライノウイルスを含め、かぜウイルスに根本的な治療薬はありませんが、早めに受診して症状に合わせたお薬を飲む、鼻吸引などのお鼻の処置をするなど、改善や悪化の防止に努めましょう。
医療法人KLC キッズランドクリニック