感染情報(5月)
RSウイルス感染症
県内で増えており、この地域でも流行が予想されます
原因
RSウイルスに感染することによって起こります
感染経路
せきや接触
症状
鼻水が多く出ますが単なる鼻の病気ではありません。
初めてうつった場合25~40%に肺炎や細気管支炎(さいきかんしえん)をおこします。
うつった4~5日後に鼻水、せきが2~3日続き、細気管支炎の場合、細気管支という細い気管支が炎症によりせまくなるため、息をはく時にヒューヒューと音がしたり、呼吸が速くなったりします。1才未満、特に生後6ヶ月未満のお子さまや、心臓や肺に病気のある場合は悪くなりやすく、人工呼吸器が必要となることもあります。生後2~3ヶ月未満では、まれに呼吸がとまり突然死することもあります。また何度もくり返しうつりますが、その場合は症状が軽いことが多いです。この病気をきっかけにぜんそくになることもあります。
治療
特別な薬はありません。症状をやわらげる薬はありますが、
基本的には水分摂取や鼻吸引で様子を見ます。症状がひどい場合は入院となります。
予防
小さく生まれた赤ちゃんは抗体を投与しますが、
ワクチンはなく、手洗いうがいなどの基本的な予防対策になります
医療法人KLC キッズランドクリニック